仕事の早期引退を目指し勉強するブログ

お金やテクノロジーなどについて学び、それをシェアしていきます。

起業を始めようとする人が心がけるべきこと

【はじめに】
 「起業に興味があるけれど、リスクが大きそうで怖いし、何から始めればいいのかもわからない。」と思っている方は多いのではないでしょうか。特にこのコロナ禍では、このまま自分の会社に依存した人生を送っていていいんだろうかと考えるようになった方も多いと思います。今回は、起業を考えた最初の段階で、陥りやすい失敗と、それを避けるための心構えについて学んでいきたいと思います。



目次
〚商品より売り方〛
(1)売れる商品を探さない
(2)集客とセールスが全て
〚臆病に始める〛
(1)小さなテストを繰り返す
(2)できることをベースにする
〚自分が動く〛
(1)まず行動してから学ぶ
(2)自分が決定権を持つ



〚商品より売り方〛
(1)売れる商品を探さない
 ビジネスを考える時、まず売れる商品を探してしまいがちですが、これが最初の間違いです。「これは売れる商品だ」と1つの商品にこだわると、それが売れなかった時に、他の商品に切り替える発想が湧きづらくなってしまいます。運良く売れたとしても、いつかその商品が売れなくなった時に、また新たな売れる商品を見つけてこなくてはなりません。大切なのは、売れる商品を探す力ではなく、どんな商品でも売れる力なのです。

(2)集客とセールスが全て
 では、商品を売る力とはどのような力なのでしょうか。それはズバリ集客力とセールス力です。人を集めて、商品を買いたいと思ってもらうことがビジネスの全てだと言っても過言ではありません。しかし、多くの人が商品の質を上げることや、利益を上げることにとらわれて、集客とセールスの仕組みを作ることをおろそかにしてしまいます。余計な考えにとらわれず、人を集めて商品を買ってもらう仕組みの構築だけを目指して、様々な方法をとにかく試すようにしましょう。


〚臆病に始める〛
(1)小さなテストを繰り返す
 ビジネスを始めたての頃は必ず失敗します。だからこそ、失敗を前提に低コストのテストを繰り返していくということが非常に大切です。まず、1つの商品や売り方に、いきなり大きなコストをかけるのはやめて、低コストで色々な商品や売り方を試してみましょう。そして、結果が悪かったものはやめ、良かったものにはもう少しコストをかけるということを徹底して繰り返しましょう。このように、集客とセールスの仕組みを一歩一歩作り上げていけば、ギャンブルになることなく、着実にビジネスを成功させることができます。

(2)できることをベースにする
 ビジネスをやる時、何をやりたいかという事ばかりを考えてしまいがちですが、むしろ大切なのは、自分には何ができるかということです。憧れやこだわりで、未経験のものに手を出すのではなく、自分の経験やできることに基づいて、ビジネスを構築していきましょう。それでも経験の少ない分野に挑戦したい時は、副業等で経験を増やすことから始めるようにしましょう。


〚自分が動く〛
(1)まず行動してから学ぶ
 ビジネスを始める時、まず勉強しようとする人は多いです。しかし、何を学べばいいのかもわかっていない状態で勉強してもあまり役には立ちません。結局自分の商品が売れるかどうかは、売ってみないことにはわからないからです。ビジネス書を読んだり、高度な知識を勉強する前にまずは行動してみましょう。そして、そこで問題が生じた時に、解決に必要な知識を勉強するようにしましょう。

(2)自分が決定権を持つ
 様々な商品や売り方を試し、集客とセールスの仕組みを作り上げていくということを考えた時に、自分に決定権があるかどうかということは非常に重要な問題になってきます。自分以外に決定権が渡れば渡るほど、試せることの幅は狭まり、自分の意図しないところで問題が起きてしまうからです。仕組みがある程度出来上がれば、人に任せて自分は他のことをするというのも良いでしょう。しかし、最初の段階では、できる限り全てを自分がコントロールして、集客とセールスの仕組みの構築に注力するようにしましょう。



【終わりに】
 様々な心構えをお話してきましたが、まとめると、

1.人を集めて商品を買ってもらう仕組みの構築を目指す
2.そのために、様々な商品や売り方を試す
3.その中で、「試すことの幅を狭めない」「低コストでやる」「たくさん動く」「なるべく自分で全てをコントロールする」ことを意識する

ということです。
会社員に比べればリスクも責任も大きくはなりますが、起業はギャンブルではありません。着実に成長できる方法を学び、成功に向けて努力を重ねていきましょう。